結婚式とかで言うの少し恥ずかしそうだけど……。
今回は「街コンが他の出会い方と比べてどうなのか」「結婚まで行く人はいるのか」について、解説していきます。
【他の出会い方との比較】街コンに出会いはある or ない?
結論から言うと、街コンに出会いはあります。
一般的な街コンには、出会いを求めている男性・女性がそれぞれ15~20名参加するので、一回街コンに参加するだけで新しく15~20名の異性と出会えます。
また、「趣味」「年代」などのテーマがあることがほとんどなので、恋愛対象の異性が集まりやすく、出会いの数・質ともに良いと言えるでしょう。
特に、
といった、婚活まではいかない気軽な出会いを求めている方にオススメです。
勿論、中には街コンで出会って結婚するカップルもいます。私の周りでも2人の方が街コンで出会った方と結婚しています。
とはいえ、出会い方には向き・不向きがあるもの。ここからは出会い方を比較していきます。
出会い方 | 特徴 | 初心者 オススメ度 |
---|---|---|
マッチングアプリ |
・マニア同士でも繋がれる ・一部に人気が集中 ・時間・手間がかかる 【費用:月額約3,000円】 |
★★☆☆☆ |
合コン・紹介 | ・知人の紹介なので安心 ・ツテがないと厳しい ・似た境遇の人が多い ・乱発が困難 【費用:5,000円/回】 |
★★★☆☆ |
結婚相談所 | ・結婚しやすい ・料金が圧倒的に高い ・職業・家族構成等を知れる 【費用:初期費用5~10万円 月額1~2万円】 |
★★★☆☆ |
街コン | ・短時間で多人数と出会える ・婚活よりも気軽&低コスト ・相性がその場でわかる ・恋愛対象の異性が多い 【費用:男性7,000円/回 女性2,500円/回】 |
★★★★★ |
【出会い1】街コン
特徴
- 2~3時間で、15~20名の異性と出会える
- 婚活と比べ、気軽に参加できる&低コスト
- 相手の容姿・会話の相性がその場でわかる
- 趣味・年代などのテーマがあり、恋愛対象の異性が集まっている
【費用:男性7,000円/回 女性2,500円/回】
○こんな人向け
- 付き合う時は「話してみた感じ」「性格が合うか」も気にしたい
- ゆくゆくは結婚したいけど、婚活はガチすぎる
- 堅苦しくて苦手
- 容姿にあまり自信がない
- 仕事が忙しくてマメにラインを返すのが難しい
×こんな人は不向き
- 1年以内に必ず結婚したい
- 家から3時間以上かかる所でしか街コンが開催されていない
他の出会い方は1回で1~4名程度しか出会えないのに対し、街コンは事前に参加申し込みをして、当日参加するだけで15~20名に会えるのが良い所!
男性の参加料金は7,000~8,000円なので少し高めに見えますが、合コンで同じ人数に会おうと思ったら、最低でも4,000円×5回=約2万円はかかります。
出会い1人当たりの費用にすると、街コンはかなり低価格ですし、時間・費用ともに優れている出会い方です。
中には「多くの初対面の人に会うのは緊張するかも」と思う方もいるかもしれませんが、それはみんな一緒。まだ見ぬ恋人に出会うため、勇気を出して参加してみましょう!
【出会い2】結婚相談所(婚活サービス)
特徴
- 結婚を視野に入れている人しかいないので、結婚しやすい
- 他の出会いと比べてお金がかかる
- 「交際(結婚)するか否か」を早いペースで判断しなければいけない
- 会う前に相手の条件(職業・年収・家族構成)がある程度わかる
【費用:初期費用5~10万円、月額1~2万円、写真撮影などを行う場合は+α】
○こんな人向け
- 1年以内に必ず結婚したい
- 次の交際は、恋活(恋愛)というよりは、条件を重視したい
×こんな人は不向き
- 条件で見る・見られることが苦手な
- 結婚に対し「いつまでにしたい」など明確なイメージがない
相手も結婚するために結婚相談所に登録しているので、初めて会った時から結婚観について話すことが多いのも結婚相談所の特徴。
結婚するまで長く交際期間を設ける事は基本的には出来ないので、良くも悪くも短期決戦で結婚したい人向けのサービスです。
「自分の気持ち」よりも、「結婚相手に求める条件を重視して異性と出会いたい」という方にオススメす。
【出会い3】合コン・友人からの紹介
特徴
- 知人の紹介なので安心
- 紹介してくれるツテがないと厳しい
- 紹介される異性は、紹介者と似た境遇の人が多い
- 一回で会えるのは1~4人程度
- 短期間に乱発するのは多くのツテが必要なので難しい
【費用:5,000円/回】
○こんな人向け
- 異性を紹介してくれそうな知人・友人が周りに多い
- 紹介者が信頼できる・魅力的
×こんな人は不向き
- 一回で多くの異性と出会いたい
- 早めに恋人が欲しい
- 異性を紹介してくれそうな知人・友人が周りに少ない
- 出会いを求めていることを周りに知られたくない
合コン・友人からの紹介は「友人の紹介なので安心」「類は友を呼ぶので、親しい人からの紹介は、相性の良い人が集まりやすい」などメリットが多いものの、ツテが多くない人だとなかなか期待できません。
また、仮にツテがあったとしても、同じ人に2回目の合コンの開催・友人からの紹介をしてもらうものは期間を空けないと難しいもの。
多くの人と出会おうと思ったら、幅広い人脈と紹介をお願いする積極性が必要ですが、そんな人は少ないと思います。
短期間に何回も期待できる出会い方ではないので、他の出会い方と並行してやっていくのがオススメです。
【出会い4】マッチングアプリ
特徴
- アプローチできる人が多く、マニアックな趣味同士でも繋がれる
- イケメン・美女・ハイスペックに人気が集中
- 会うまでに時間・手間がかかる
【費用:男性約3,000円/月 女性は無料が多い】
○こんな人向け
- マニアックな趣味をパートナーと共有したい
- 容姿が良い・ハイスペック
×こんな人は不向き
- 容姿だけでなく、性格・会話の相性も重視したい
- メッセージでやり取りするのが苦手
- 普段は忙しくて返信が遅くなりがち
マッチングアプリは「マニアックな趣味を持っており、それを共有できる異性と付き合いたい方」にオススメ。
最近のマッチングアプリの中には、「コミュニティ」という機能があるものが多く、それを活用することで趣味・好きなものが同じ人同士で繋がることが出来ます。
マイナー趣味のコミュニティであれば競争も激しくないですし、現実で同じ趣味の人を探すより遥かに効率的に探すことが出来ます。
実際、筆者の友達はマイナーなバンドが好きだったのですが、マッチングアプリで好きなバンドが同じ女の子を見つけて、付き合いました。その様に、あまり一般的でない趣味などを共有したい方は、多くの人数の中から異性を探せるマッチングアプリが向いています。
逆に、容姿だけでなく、性格・会話の相性も重視したい人には不向き。
性格・会話の相性は実際に会話してみないとなかなかわからないですが、マッチングアプリは電話したり、会うまでに手間と時間がかかります。
なので、「長い間メッセージでやり取りしてたけど、会ってみたら合わなかった」なんてことも起きやすく、性格・会話の相性も重視したい人にとっては非常に効率が悪いです。
プロフィールを確認してあうかどうか決めるタイプの出会いは、実際の雰囲気・会話の相性がわからないので、どうしてもプロフィール写真(容姿)・条件に目が行きがち。
特に、マッチングアプリはアプローチ出来る人数が多く、容姿・条件が良い人がたくさんいます。
多くの異性を見ていると目が肥えてきて、無意識に異性のハードルが上がります。その結果、一部の容姿が良い人・ハイスペックに人気が集中します。
しかし、人気の異性はライバルも多く、競争率は非常に高いです。
アプリの会員数にもよりますが、人気の異性は
- 男性:100
- 女性:1,000
ぐらいのいいねをもらっています。
向こうはその中から選びたい放題なわけですから、マッチングするには、自分も容姿・条件が良い必要があります。
自分の容姿・条件に自信がある方にはオススメできますが、それ以外の方はマニアックな趣味など「容姿や条件とは別の視点」から異性を探すか、別の出会い方も試してみる事をオススメします。
また、中にはマッチングアプリで多くの異性と会話するうちに
と思い始め、いわゆる「青い鳥症候群」になってしまう人もいます。
青い鳥症候群:「今よりもっといい人が現れる」「今よりもっといい仕事が見つかる」など、根拠の無い「青い鳥」を探し続ける人たちのこと。
現実では、世の中の異性全員と会えるわけではないので、好きだと思える人と付き合うわけですが、他にも良さそうな人が多く目に入ってしまうので迷ってしまうんです。
良くも悪くもアプローチできる人数が多いマッチングアプリならではの現象と言えるでしょう。
興味がある方は一度やってみて良いと思いますが、最初の課金は2~3カ月程度にとどめ、他の出会いも並行して試すことをオススメしています。
街コンは結婚できるorできない?「街コンが馴れ初め」って恥ずかしい?
街コンで出会って結婚できる確率|やっぱり街コンから結婚までは難しい?
最新の出生動向基本調査を見ると、夫妻が出会ったきっかけは以下の様に分かれます。
元の資料はこちらです。
※参照:国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」
昔と比べ、お見合い結婚が少なくなり、恋愛結婚が多くなっているのがよくわかります。
街コンはというと、「街なかや旅先で」もしくは「その他」に入るので、多く見積もっても全体の2、3%。非常に少なく思えます。
しかし、恋愛&婚活メディアが街コン参加者限定に行ったアンケートでは、「街コンがきっかけで、交際に発展したことがありますか?」という質問に対し、
- はい:53%(362人)
- いいえ:46%(317人)
という結果も!(参照元「恋学」)
結婚まで追ったデータは見つからなかったですが、結婚適齢期で約半数の人が交際まで至ってるわけです。街コンの結婚確率は他の出会い方と比べて引けを取らないと言っていいでしょう。
つまり、結婚する人全体の中では街コンから結婚した人はかなり少ないですが、街コンで結婚できる確率は十分にあると言えます。
実際、地方都市に住んでいる私の周りでも、2人街コンで出会った人と結婚した人がいます。そもそも街コンは都市部でないと開催されていないので、全国的に見ると街コンの結婚数は少なく見えますが、都市部で珍しいことではないです。
結婚式でも「街コンが馴れ初め」と言ってしまってOK!言いづらい場合はオブラートに包んで話しましょう
近頃はマッチングアプリで出会っての結婚も珍しくないもの、結婚式でも堂々と街コンでが出会いと言ってしまって恥ずかしくありません。
ただ、中には
なんて方もいるかもしれません。
そんな時は
- 「異業種交流会で」
- 「友人に誘われたパーティ・イベントで」
など、少し言い方を変えてオブラートに包んで話せばOK。
もし、結婚式や友達に馴れ初めを話しにくいと街コンを敬遠しているのならもったいないです。
昔と比べて、お見合い結婚が非常に少なくなった現在、恋活・婚活の1つとして是非参加してみて下さい!